「出産準備、何から手をつければいいの?」
「雑誌のリスト通りに全部揃えると、金額も収納場所も大変なことに……」
初めての出産は、楽しみな反面、準備するものがあまりに多くて不安になってしまいますよね。特にベビー用品は使用期間が短いものも多く、「せっかく買ったのにほとんど使わなかった」という先輩ママの声も少なくありません。
実は、出産準備の正解は「最初は最低限に留め、必要になったら買い足す(または借りる)」ことです。
この記事では、本当に必要な「最低限の出産準備リスト」と、大物ベビー用品で後悔しないための「購入とレンタルの使い分け」について解説します。賢く準備をして、赤ちゃんを迎える準備を整えましょう。
出産準備はいつから始める?まず知っておきたい考え方

まずは、いつ頃から動き出すのがベストなのか、基本的なスケジュールと心構えを押さえておきましょう。ここで大切なのは、「買う」ことだけが準備ではないということです。
出産準備を始める目安(月数・週数)
一般的に出産準備を始めるのに適しているのは、妊娠7〜8ヶ月(妊娠24〜31週)頃です。
- 妊娠中期(5〜6ヶ月): 情報収集、リスト作成、大物家具の配置検討
- 妊娠後期(7〜8ヶ月): 実際に買い出し、ネット注文、水通し
- 臨月(9ヶ月〜): 入院バッグの最終確認
体調が安定している妊娠中期にリサーチを済ませ、お腹が大きくなりすぎる前に買い揃えるのが理想的です。
早く揃えすぎなくていい理由
「早めに全部揃えて安心したい」という気持ちもわかりますが、あまり早く買いすぎるとデメリットもあります。
- 季節のズレ: 赤ちゃんの生まれ月によって、肌着の素材や厚みが変わります。
- 性別の確定: 稀に性別判定が変わることもあり、無難な色ばかり選ぶことになるかもしれません。
- 保管場所: おむつやベビーベッドは意外と場所を取ります。生活スペースが早くから圧迫されてしまいます。
「全部買わなきゃ」は思い込み?準備の基本スタンス
雑誌やベビー用品店のリストには「あれもこれも」載っていますが、それら全てがあなたの生活スタイルに必要とは限りません。
今の時代、ネットショップなら翌日配送が当たり前ですし、「買う」のではなく「レンタルする」という選択肢も一般的になっています。
「とりあえず全部買う」のではなく、「まずは絶対使うものだけ買う。迷うものは産後に判断、またはレンタルで試す」というスタンスが、無駄をなくす一番の近道です。
【時期別】出産準備リストの全体像

「いつ、何が必要か」を整理すると、今すぐ買うべきものが見えてきます。
妊娠中に揃えておきたいもの
これらは、産後すぐに待ったなしで使う「生活必需品」です。
- 肌着・ウェア類
- おむつ・おしりふき
- 沐浴・ケア用品
- 退院時の移動手段(チャイルドシートなど)
入院・出産直前に必要なもの
ママのための入院グッズは、病院の指示に従って準備します。
- 産褥ショーツ・授乳ブラ
- 母乳パッド
- 産褥パッド(病院で支給される場合もあり)
- 洗面用具・着替え
産後すぐに必要になるもの
退院後の生活スタイルによって変わりますが、最低限用意しておくと安心です。
- 粉ミルク・哺乳瓶(母乳育児希望でも1セットあると安心)
- ベビー布団・スリーパー
実際に使うか分かれるもの(様子見でOK)
ここが「節約のポイント」です。以下のものは、赤ちゃんとの相性や生活環境によるため、産後に必要性を感じてからで十分間に合います。
- 搾乳機: 母乳の出具合によります。
- ベビーベッド: 添い寝派なら不要になることも。
- おしゃぶり: 赤ちゃんが好まない場合があります。
- ベビーカー: 生後1ヶ月までは外出を控えるため、急ぐ必要はありません。
最低限これだけは必要|必須の出産・育児グッズ
ここでは、「これがないと生活が回らない」という必須アイテムに絞って紹介します。衛生用品や毎日頻繁に使う消耗品は、レンタルではなく購入して手元に置くのが基本です。
赤ちゃんの衣類・寝具
- 短肌着(5〜6枚): 汗取り用。毎日洗濯するならこの枚数で回せます。
- コンビ肌着(5〜6枚): 体温調節用。重ね着の基本。
- ツーウェイオール(3〜4枚): お出かけや検診用にも。
- ベビー布団セット: 掛け布団はタオルケット等で代用可能ですが、敷布団は固めの専用品が必須です。
授乳・ミルク関連
- 哺乳瓶(1〜2本): 完全母乳を目指す場合でも、誰かに預ける時や母乳トラブル時に備えて最低1本は用意しましょう。
- 粉ミルク(小缶1つ): 退院直後の予備として。
- 授乳クッション: 毎日の授乳姿勢を楽にするため、これは「ママの必需品」です。
おむつ・お世話用品
- 紙おむつ(新生児用1パック): すぐサイズアウトするので、買いだめは厳禁です。
- おしりふき: 箱買いでOK。災害備蓄にもなります。
- 沐浴剤・ベビーソープ: 泡で出るタイプが便利です。
- ベビー用爪切り: 赤ちゃんの爪はすぐ伸びるため必須です。
ママの産後ケア用品
- 授乳ブラ(2〜3枚): ノンワイヤーで締め付けないものを。
- 母乳パッド: 使い捨てタイプが衛生的で楽です。
大物育児グッズはどうする?購入・レンタルの考え方
ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッド、ハイローチェア……。これら「大物」は値段が高く、場所も取ります。
こここそが、「購入」と「レンタル」を賢く使い分ける最大のポイントです。
ベビーカー・チャイルドシートは「使う期間」が短い
例えばベビーカー。「A型(生後1ヶ月から使える)」はしっかりしていて安心ですが、重くて大きいため、腰が座る生後7ヶ月頃には「B型(軽量タイプ)」に買い換える人が非常に多いのです。
つまり、高価なA型ベビーカーを使うのは、実質半年程度というケースも珍しくありません。
購入が向いている人/レンタルが向いている人
それぞれのライフスタイルに合わせて選びましょう。
| 比較 | 購入がおすすめな人 | レンタルがおすすめな人 |
| 家族計画 | 第2子、第3子も考えている | 一人っ子の予定、または未定 |
| 住環境 | 収納スペースに余裕がある | アパート・マンションで収納が少ない |
| 使用頻度 | 毎日車やベビーカーを使う | 週末しか使わない・里帰り中だけ使う |
| こだわり | 全て新品で揃えたい | 一時的なモノにお金をかけたくない |
レンタルを検討するメリット(保管・費用・試せる)
大物グッズをレンタルにするメリットは、費用の安さだけではありません。
- 処分や保管の手間がない: 使い終わったら返却するだけ。粗大ゴミに出す手間も、次の子のために何年も保管するスペースも不要です。
- 失敗がない: 「赤ちゃんが乗るのを嫌がった」という場合でも、レンタルなら別の機種に交換したり、すぐに返却できます。
- 良いものを安く使える: 買うと6〜7万円する高機能なベビーカーも、レンタルなら数千円〜で利用できます。
特にベビーカーやベビーベッドは、「まずはレンタルで様子を見て、長く使いそうならB型ベビーカーを購入する」という流れが、現代の賢い選択と言えます。
実際どうだった?先輩ママが「不要だった」と感じたもの
「最低限」を見極めるために、先輩ママたちのリアルな失敗談を見てみましょう。
買ったけど使わなかった育児グッズ
- ベビーベッド(購入): 「結局添い寝でしか寝てくれず、ただの物置になった」
- ベビーシューズ: 「歩き始めるのは1歳前後。新生児期に買った靴はサイズアウトして履けなかった」
- ミトン・靴下: 「室内では裸足が基本なので、ほとんど使わなかった」
産後に追加で買えばよかったもの
- 電動鼻水吸引器: 「手動は疲れるし風邪がうつる。電動は高いけど神アイテムだった」
- スリーパー: 「布団を蹴飛ばすので、着る布団(スリーパー)が大活躍した」
「レンタルで十分だった」と感じやすいアイテム
- 新生児用チャイルドシート: 1歳からはジュニアシートに切り替えるため。
- ベビーバス: 使うのは最初の1ヶ月だけ。洗面台で代用するかレンタルで十分。
- ベビースケール(体重計): 母乳量が気になる時期だけ借りるのがベスト。
出産準備でよくある不安・質問
出産前に全部揃えないとダメ?
絶対にダメではありません。
今の日本なら、Amazonや楽天で注文すれば翌日には届きます。また、産後はパパや家族にドラッグストアへ走ってもらうことも可能です。「足りなければその時なんとかなる」と気楽に構えましょう。
里帰り・ワンオペの場合の準備ポイント
里帰りの場合は、実家に荷物を送る手間を考えると「実家でレンタル品を受け取り、使い終わったら実家から返却」というスタイルが最も楽です。
ワンオペの場合は、買い物に出るのが難しいため、日用品(おむつ・洗剤など)のストックだけは多めにしておきましょう。
賃貸・収納が少ない家での工夫
収納が少ない場合、ベビーベッドやバウンサーなどの大型家具は「所有しない(レンタルする)」ことが最大の防御です。また、おむつのストックも場所を取るため、定期便などを活用して「家に置く量を調整する」のがコツです。
まとめ|出産準備は「揃える」より「選び方」が大切
出産準備で大切なのは、リストを埋めることではなく、「赤ちゃんとの生活環境を整えること」です。
- 肌着やケア用品などの消耗品 ➡ 最低限を購入
- ベビーカーやベッドなどの大物・一時的なもの ➡ レンタルや様子見
このメリハリをつけるだけで、費用もスペースも驚くほど節約できます。
「足りないものがあれば、後から足せばいい」。
それくらいの気持ちで、残り少ないマタニティライフをゆったりと過ごしてくださいね。
Point:
家電やベビーカーのレンタルを検討するなら、「モノカリ」が参考になります。高機能なA型ベビーカーも必要な期間だけ手軽に借りられるため、初期費用を大幅に抑えられます。



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